農家の台所という野菜のレストランで野菜のガイドをしている、いたるです!
今回は、長野県の阿智村で出張サラダバーの三回目です。
しかも夏フェスです。
夢の一つ、フジロックでの出張サラダバーに向けて、また一歩近づきました。
しかも結構、初めてづくしのてんこ盛りでして、
長野県の阿智村の夏フェスでサラダバー!!
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月27日
・150人以上のお客さん
・現地で野菜ゲット
・自分でミョウガ収穫
・竹林で竹を切って器も自作
・しかも野外!!
初めてづくしでした!!
サラダバーの可能性がびろーんと広がりました。
多くの協力なしにとても不可能で、感謝しつつ前に進みます。 pic.twitter.com/4IqG1fl9UC
サラダバーの可能性がびろーんと広がりました。
列挙するだけでも、
✔︎150人以上のお客さん
✔︎現地で野菜ゲット
✔︎自分でミョウガ収穫
✔︎竹林で竹を切って器の自作
✔︎しかも野外!!
などなどプラスアルファの出来事の連続。
いやほんと、多くの協力なしにとても不可能でした。 ありがたや。
というわけで、早速見ていきましょうー!!
150人以上のお客さん
今回はコモンビートという団体の15周年を祝うイベントでした。
設立当初の学生時代からずっとお世話になっている団体で、
そのコモンビートと交流のある長野県阿智村をおかりして行われたのでした。
参加者は、150人。
すごいですねぇw
コモンビートという団体はざっくり言うと、「100人集めて100日かけてミュージカルやる団体」です。
「100人集めて」もすごいのですが、
「100日かけて」の部分もすごくて、素人中心に100日でミュージカルを作るというのは、ものすごく大変なのです。
その大変な100日を過ごした仲間というのは、とても濃いい仲間なわけです。
それを15年やり続けている団体で古きも新しきも集まるバランスの良さがありました。
そこでお世話になっているコモンビートに、自分なりに何かお返しは出来ないかと考えた末にやはり、サラダバーだなと。
休みが直前にしか取れなかったので、夏フェス直前に言って、出来ることとなりました。感謝しかありません。
古巣の団体だからこそ無理言ってできたけど、普通は無理よなぁありがたいと思います。
✔︎現地で野菜ゲット
これまでの出張サラダバーでは、新宿の店から野菜を持って行き、出張サラダバーをやっていました。
今回は現地でもの調達に挑戦してみました。
具体的には、下に書いている自分でミョウガ収穫。
そして現地の朝市で野菜を調達してみました。
次の日の朝は近くの温泉でやってる朝市へ。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
この日のヒットはプルーン。生のやつ。最高でした。
休憩できるお茶どころや足湯も。
おばあちゃんと会話して。
・りんご
・なし
・しまうり
・しそ
・ツルムラサキ
・もろこし
・ピーマン
たくさん仕入れました。 pic.twitter.com/KCEGZwZOxy
足湯があったり、お茶どころがあったり。お店が並びます。
少し行くと、本当に温泉もあります。
そこの朝市で、何点か仕入れました。
✔︎自分でミョウガ収穫
ここはその時のツイッターでの投稿から。
村に着くとすぐさまミョウガ取りに。原正季(まさき)さんにお世話になる。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
水が綺麗なここ清内路は昔から有名なミョウガの産地。
自然に自生するほど生命力が強いから農薬も肥料も最小限で済む。
手をかけずとも育つのにしっかりとこだわる正季さん。清内路の山猿と呼ばれている。 pic.twitter.com/Odvus0zYrT
原さんいい顔してますよねぇ。
集落の生活用水がそこかしこに流れる。水と共にある清内路。収穫したみょうがをすぐに洗う。 pic.twitter.com/rCx9kSNgPv
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
本当に清内路は水の村で、そこかしこに水流がほとばしる。
山間の谷を眺めればさらなる水量の沢がある。
そんな水の豊富な土地だからこそ美味しいミョウガがなるのでしょう。
虫や病気より怖いイノシシが来ないようにトタンの壁で防ぐ。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
その壁すらもゆうゆうとミョウガは超えていく。自然の力だなあ。
でも、手入れの届かないミョウガ達は何回も収穫できない。(手入れしてるミョウガはシーズンに3回くらい収穫できる)
そんなもんなんですねえ。 pic.twitter.com/W1a9qj3KjA
自然に生えるとはいえ、手入れをしたものの方が収穫が良い。
山道を移動し違う畑へ。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
種屋もやっているため、こちらは種取り用の区画。
青いネットは猿避け。
「多い時には30匹の群れで来るから、イノシシより厄介だ」と、清内路の山猿は言う。
網の中では大豆(みそ豆)を育てていた。
花はウコンの花。大のウコン好きなので明日の飾りとして頂いて行った。 pic.twitter.com/xpgelF17pX
✔︎竹林で竹を切って器の自作
ミョウガ取りの後はすぐさま竹取へ。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
外はこの明るさでも竹林の中はこの暗さなのです。
その中を冒険家のように入っていくD。例の雨男である。
携帯のライトで照らす私と冒険家のD。
竹取物語の爺さんもこんな暗い中を竹を取りに行ったんだろうか。 pic.twitter.com/8wwmDGUluI
日が暮れてからの無謀な挑戦でした。
冒険家さながらに竹を取る。
昨晩、暗闇に乗じて伐採を行った竹でサラダバーの器作り。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
協力者の手を借りて、次々と作っていった。
初めての野外サラダバーで私てんやわんや。めちゃくちゃ助かった。
つばめちゃん、プリンス、えーちゃんに感謝。
にしても竹を切る女子はエロい。10枚くらい写真撮った。写真集作れると思う。 pic.twitter.com/IHHLrvOdQf
たくさんのご助力により、前日に切った竹をこうして器に。
とても綺麗な出来栄えでした。
これがあったから素敵なディスプレイとなったのです。
これは手伝ってくれた人に振舞った野菜たち!
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
竹の皿、可愛すぎると大人気! pic.twitter.com/3GfueRCU8N
✔︎しかも野外!!
会場の雰囲気 pic.twitter.com/7LwBQEnWGl
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
夏フェス感、満載です。
今回このコモンビートの15周年の夏フェスのためだけに、いちごのフレーバーの特注ビールの企画者の記念撮影。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
ビール特注とかできるんだなーと初めて知った。
うちの店でも特注ビール、ありだなぁ。
それにしてもこのカッコのダサさ。 pic.twitter.com/aPDLyolqvl
このヒゲのへっぴり腰の男性が、ビールの企画者です。
へっぴり腰がもはや格好良く見えてくる不思議。
15周年だから、という理由でビールを作っちゃうの素敵ですよね。
夏フェスの出し物色々。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
味噌カツバーガー(食えんかった)
フィンランドの飾りヒンメリワークショップ(できんかった)
世界的パフォーマーちゃんへんさんの大道芸(ちらっと見れた)
滅びかけた古の美味の復活たかきびまんじゅう(これはたらふく食べれた) pic.twitter.com/4xeELiKSjE
さまざまありました。
これらみんなかつてミュージカルに出演した仲間たちなのです。
✔︎実際のサラダバーはこんな感じ
食べ放題で、500円。
これなら安いと思うのですが。いかがでしょうか。
以下、写真で見てみましょう。
器はこんな感じで。
テント邪魔だったのでどけてみました。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
そしたら結構いい感じ??
野外でサラダバーってあんまないよね??どう??
わりといい感じじゃない??
これで食べ放題500円。 pic.twitter.com/61HFiMs42n
✔︎終わり
さあいかがでしたでしょうか。
夜は月明かりの下、ライブで熱狂。
— いたる🍅サラダバーのお兄さん (@ichikawaitalu) 2018年8月29日
10年ぶり復活のあのバンドが今日だけ復活。 pic.twitter.com/UBlqFSGspo
野菜のラインナップは?と言う情報や、
実際売れ行きどうだったの?と言う話もおいおいしたいと思います。
(実は結構、大変で、この夜ヤケ飲みしています。笑)
夜の飲み会でもサラダバーをやり、さらに次の日の朝も朝も販サラダバーをやり、、さらに残った野菜の販売をやり、ようやくとんとんという、、商売とは難しいものですよね。
けど、それ以上のものを得たと思います。
休みが直前にしか取れなかったので、夏フェス直前にスタッフに言って、出来ることとなりました。もう感謝しかありません。
落ち着いて考えれば、古巣の団体だからこそ無理言ってできたこと。
普通は無理よなぁ、ありがたいと思います。
それに、最初はささやかに行うつもりだったのです。
それがスタッフの協力が予想外に大きく、完全にイメージの中の完璧が出来てしまった。
完全に受け入れ態勢のキャパの広さと、迅速なフォローのおかげです。
ありがたすぎます。
「夏フェスに野菜って少ないよね」
ふとした思いから、いつか夏フェスでサラダバーができたらいいな。
そんなことを思っていました。
いつの間にかに、チャンスが巡ってきて、あっという間に最高の形で叶いました。
もちろん、たくさんの反省点もあるし、たくさんの人に感謝感謝です。
そのおかげで、大きな経験値を詰めました。
これからも、自分の中に芽生えた小さな芽をしっかり育てて、こうしてみんなの力を借りながら、また大きく育てていきたいです。
本当にどうもありがとうございました。